お風呂の種類は、

  • ユニットバス(浴槽や壁・床が一体化しているお風呂)
  • 在来浴室(昔ながらのタイル張りのお風呂)

の2種類にわけられます。

そして、お風呂リフォームのパターンは、主に3つに分けられます。

お風呂リフォームの3パターン

  • ユニットバスから新しいユニットバスにリフォーム
  • 在来浴室からユニットバスにリフォーム
  • 在来浴室のままのお風呂リフォーム

もともとのお風呂が在来浴室かユニットバスか、また、どんなお風呂にリフォームするか、によって施工内容が変わり、費用も大きく変動します。

以下の項目では、お風呂リフォームの費用をそれぞれのパターンごとにご説明します。

ユニットバスを新しいユニットバスにリフォームする費用は?

ユニットバスを新しいユニットバスにリフォームする場合、リフォーム費用は以下の2つの要素によって変動します。

  • ユニットバスのグレード
  • ユニットバスのサイズ

これらの2つの要素の組み合わせで、リフォーム費用は以下のように変動します。

※TOTO、リクシル製の売れ筋ユニットバスの交換費用
※マンションは0.75坪タイプが大半、戸建ては0.75坪か1.0坪タイプが多い

賃貸物件に多いローグレードのユニットバスなら60~80万円、ミドルグレードなら70~90万円、ハイグレードであれば90~120万円前後を予算として見込んでおきましょう。

ユニットバスのグレードによる違いは?

ユニットバスのグレードによる違いを簡単に説明すると、以下のとおりになります。

  • ロー:シャワー・水栓は簡易的なもの。浴槽・床の断熱材はなし。
  • ミドル:断熱材入りの浴槽・床で冬でもあたたか。
  • ハイ:高級感のあるデザインで、使い勝手の良い水栓・シャワー

ユニットバスのサイズの見方

ユニットバスのサイズは、“1216” “1616”といった数字で表記されます。

サイズの見方は以下のとおりです。

>>ユニットバスのサイズを完全解説!あなたに最適なサイズはこれだ!

在来浴室をユニットバスにリフォームする費用は?

在来浴室からユニットバスにリフォームする費用は、主に以下の2つの要素によって変動します。

  • ユニットバスのグレード
  • 下地補修の有無

この2つのの組合せで費用がどのように変わるかをまとめると、以下のようになります。

※TOTO、リクシル製の売れ筋ユニットバスのリフォーム費用
※ユニットバスのサイズは、売れ筋の0.75~1坪タイプの費用

在来浴室の場合、築年数が20年も経つとタイルの隙間から水が浸入してくるため、土台や壁が腐食しているケースが2~3割ほどあります。そのような場合は新しい下地に補修する必要があり、追加で5~15万円ほどはかかる可能性があります。

ユニットバスのグレードによる違いは?

  • ロー:シャワー・水栓は簡易的なもの。浴槽・床の断熱材はなし
  • ミドル:断熱材入りの浴槽・床で冬でもあたたか
  • ハイ:高級感のあるデザインで、使い勝手の良い水栓・シャワー

ユニットバスにせず在来浴室のままリフォームする費用はいくら?

ユニットバスがサイズ的に入らないなどの理由で、在来浴室のままでお風呂リフォームをするケースもあります。

在来浴室のまま行うお風呂リフォームでは、次の2つの要素によって費用が変動します。

  • どんな素材の浴槽にするか
  • どんな素材の床・壁材にするか

2つの要素の組み合わせで費用がどのように変わるかをまとめると、以下のとおりです。

一番グレードの低いFRPの浴槽を選び、床を張り替えるリフォームなら、40万円台からリフォームが可能です。

一方で、グレードの高い浴槽を選ぶと60万円以上となり、ユニットバスにリフォームするのと同程度の費用がかかってしまいます。