「水まわりリフォームはまとめてやった方がお得って本当?」
「水まわり設備を全部交換したら、費用はどれくらいかかる?」

などお悩みの方は多いのではないでしょうか。

水まわり一式まとめてリフォームしたいというお問い合わせを数多く受けています。

お問い合わせの大半は、水まわり設備を使い始めてから20年前後の方からです。お風呂の扉が壊れたなどの部分的な破損や、汚れが落ちにくくなったことなどをきっかけに、水まわり全体のリフォームを検討される方が多いようです。

この記事では、水まわりのリフォームに関する皆さまのギモンに徹底的に回答します。

この記事を読めば、水まわりリフォームを行う際に押さえておくべきポイントをすべて把握できます。工事が終わってから「あのとき、ああしとけばよかった」と後悔しない、満足のいく水まわりリフォームができるようになります。

水まわりのリフォームはまとめてやる方がお得?

「水まわりのリフォームは、別々にするより一度にまとめてやったほうがお得にできるの?」

「水まわりリフォームをまとめてやると、どれくらいお得になるの?」

とお考えの方も多いと思います。この章では、そのようなご質問に明快にお答えします!

まとめてリフォームすると10万単位でお得になることも!

洗面所とトイレのリフォームを例にご説明します。どちらの工事もそれぞれ数時間程度で終わりますが、業界の慣例により、リフォーム会社から職人に支払う工賃は日当で支払われます。そのため、2箇所の工事を別々に行う場合は合計2日分の工賃がかかります。一方、2箇所の工事をまとめて行っても作業は1日以内で終わるため、工賃は1日分で済みます。2箇所の工事をまとめてやることで、職人の手間賃を抑えることができるのです。

営業マンの営業経費も同様に考えることができます。洗面所のリフォームのみの場合も、水まわり全てをリフォームする場合も、お客様宅へ行き来する回数や付随する営業活動費はほとんど変わりません。そのため、別々にやるときと比べて、上乗せする利益を抑えて見積りを提示することができます。

お得なだけでなく、二度手間にならない!

ユニットバスやキッチン、洗面台といった水まわり設備の耐久年数は、どれもそれぞれ20年ほどです。そのため、リフォーム時期がかぶる傾向があります。「今回はユニットバスのみで我慢!」などと考えていると、すぐに別の水まわり設備が壊れ、何度もリフォームするハメになります。

水まわりのリフォーム費用はどれくらい?

水まわりの設備を全て入れ替えたとき、どれくらいかかるの?」など、費用でお悩みの方も多いかと思います。この章では、水まわりリフォームの費用に関するギモンにお答えします。

水まわりのリフォーム費用は200万円前後~

ユニットバス、システムキッチン、洗面台、トイレ、給湯器を全て入れ替えた場合の費用相場は、200万円前後になります。

ただし、最近の傾向として、壁付きキッチンから対面キッチンへの移動を行う場合も多く、クロスや床の張り替えなども含めた全面リフォームに発展することも少なくありません。そのようなケースも考慮した費用相場を以下の表にまとめています。

200万円前後で導入できる水まわり設備の具体イメージ

200万円前後の予算があれば、それぞれの場所でミドルグレードの設備を導入することが可能です。例えば、ユニットバス80万円、キッチン80万円、洗面台10万円、トイレ15万円、給湯器15万円ほどで次のような商品を入れことができます。

グレードを下げて費用を抑えた水まわりリフォーム(約260万円)

極力費用を抑えたいとお客様が希望したため、水まわり設備のグレードを下げて対応したケースです。ユニットバス、キッチン、洗面台、トイレ、給湯器の全てを200万未満で交換することができました。アクセントクロスを採り入れ、費用を抑えてもガラリとイメージを変えることに成功しています。

そのほか、現在のライフスタイルでは使い勝手が悪い和室をウォークインクローゼットにリフォームしました。

(リフォーム内容)

  • 水まわり4点(ユニットバス、キッチン、トイレ、洗面台)入れ替え
  • 和室をウォークインクローゼットへ
  • アクセントクロスを使っておしゃれ度アップ!!