リフォーム経験者男女150人に、リフォームに関するアンケートを実施。

まずはみんながどこをリフォームしたのかを聞きました

Q. どこをリフォームしましたか?(複数回答)

第1位 トイレ(57.3%)

第2位 キッチン(49.3%)

第3位 浴室(44.0%)

第4位 洗面室(42.0%)

第5位 外壁(35.3%)

第6位 リビング・居間(25.3%)

第7位 屋根(23.3%)

第8位 ダイニング・食堂(20.0%)

第9位 玄関(16.7%)

第10位 廊下(16.0%)

第10位 間取変更(16.0%)

上位はほぼ水まわりが占める結果に。

第1位は「トイレ(57.3%)」でした。具体的にどんなリフォームをしたのか聞いてみたところ

「トイレをタンクレスに変えた(女性)」

「汚れても掃除をしやすい素材を意識して選んだ(男性)」

「トイレの便器を暖房付きのシャワートイレに入れ替えた(男性)」というコメントがありました。
トイレは家族みんなが1日に何回も使用するので、常にきれいで快適にしたいですよね。最近人気なのがタンクレスです。洗浄に使う水を貯めるタンクがないので、タンクありトイレよりも省スペースとなり、トイレ室内を広く使えます。また、タンクがなくなることで、タンクの裏やタンクの下の床など、手が届きにくかった箇所の掃除が楽になるのもメリットです。

第2位は「キッチン(49.3%)」

「システムキッチンに変更して掃除が楽になった(女性)」

「リビングとダイニングを一体化し、アイランドキッチンにした(女性)」

「キッチンの床に床暖房を入れた(女性)」というリフォームを行った人がいました。
換気扇で空気を入れ替えたり、冷たい水を使用したりなど、冬場のキッチンはどうしても寒くなりがち。新しいキッチンに取りかえるだけでなく、床暖房もつけると快適に、料理がより楽しくできそうですよね。

第3位は「浴室(44.0%)」具体的には

「シャワーの熱いお湯が安定して出るように給湯器を取り替えた(男性)」

「従来工法のタイル張りの浴室からシステムバスに変更。追い焚きの回数や時間が短縮されガス代が節約でき、湯上り後の掃除も簡単になった(女性)」

「浴室は滑りにくい素材を使い、色を明るくした(男性)」といったコメントがありました。

最新のお風呂にすることで、シャワーのお湯が安定したり、エネルギー効率が良くなったりします。お財布にも環境にも優しいリフォームだといえますね。
1位から3位までは、水まわりのリフォームが独占。毎日使うものだからこそ、リフォームしたいという思いが強いのでしょうか。

リビングをはじめとする居住空間をリフォームした人は、どんなリフォームをしたのでしょうか。

「下がり天井の形状を変更して、圧迫感がないようにしてもらった(女性)」

「家が暗かったが壁全体を白くしたら、とても明るくなって毎日が快適になった(女性)」

大きな工事をせずとも、壁紙を張り替えることで部屋が明るなったという方もいるようです。

また、シニアが快適に暮らすためにリフォームしている人もいます。

「ベランダの板張りで室内とベランダが、バリアフリーになり、車いすでも自由に外の海の景色が見られ、外気に触れることができるようにした。トイレと浴室への手すりの設置のおかげで、より安全に日常生活を送ることができるようになった(男性)」

「すべてバリアフリーにして階段には手すりをつけたので、家族が怪我をしたときに役立った(男性)」

もう少しああすればよかった……リフォーム経験者の失敗談

リフォームしてよかったと思う点ばかりではなく、もう少しこうしておけばよかったという失敗もあるようです。リフォーム経験者の失敗から、見落としがちなリフォームのアドバイスを紹介します。

・「冬、廊下やお風呂はとても寒いので二重窓にしておけばよかった(女性)」
せっかく家がきれいになったのに、室温が低いと暮らしにくくなってしまいますね。断熱についてもぜひ一緒に検討を。

・「階段に手すりをつければよかった(女性)」
今は体が元気でも、歳を重ね、将来的には移動が辛くなることも。リフォームをするときは、長期的な視点が大事なようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 家のリフォームといっても、こだわるポイントは人によってさまざまです。リフォーム経験者の意見を参考にしながら、あなただけのリフォームプランを考えてみてはいかがでしょうか。